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ミラノ万博訪問記 

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 2-8 コカコーラ館 2日目(9月20日)

 人気パビリオンで是非、行っておきたいと思ったのがコカコーラ館。上海万博に続いての入館になります。理由は、人気企業館に一つは入館したかったのと、コカコーラグッズを収集しているお客さん(趣味でもお世話になっている)がいらっしゃって、ミラノ万博コカコーラ館のグッズをお土産に購入したかったから。場所は、共同館のすぐ南。コカコーラ館の前に到着すると、長蛇の列が既に伸びていました(11:40)。


  (1)人間ウォチング

 入場から駆け足で万博会場を巡ってきて、1人で列の中で時間を潰すことになるのは、このときが初めて。上海万博や麗水万博の時もそうでしたが、会場の様子を眺めたり、イタリア人を観察(?)することができなりして、万博ならではの貴重な時間。イタリア人に一人混じって長時間いると言う体験は、早々できるものではありませんものね。

 上海や麗水でも、アウェイ感がありましたが、ここイタリア人では上海や麗水でのアウェイ感など物の数ではなかったことを痛感。何しろ東洋人は私一人ですからね。たまに中国人を見ると安心したりします(雰囲気で日本人ではなく、中国人だとすぐわかる)。

 イタリア人ですが;
  ① 陽気で話好き。声の大きさは中国人に負けていません。
  ② 体力あり。ご年配の方でも座ったりはせずに、終始、普通に立っている。こちらが座りたいくらい。
  ③ スタイルよくオシャレ。若い人は当然だけど、年配の方もお子さんも実にオシャレですね。
 とまあ、簡単ですがこんな印象。

 コカコーラ館周辺の共同館や企業館、通路を行くイタリア人を観察しつつ、30分でやっと入り口まで到着しました。

 西を眺める 南を眺める

 
 (2)コカコーラ館

 入り口で、解説はイタリア語か英語かを選択(もちろん、英語)、コカコーラを1本受け取り、飲みながら各ブースの解説を聞くという趣向のようです。パビリオン内部は、独特の形をしたコカコーラびんのデザインがあちこちに。


 最初のコーナーは、コカコーラが万博やオリンピックと連携しながら世界各地で宣伝・販売を行ってきたという話。上海万博ではコカコーラ館、大阪万博ではペプシコーラ館だったことを考えると、ライバル2社の攻防を垣間見たような気がしますね。

 次は、音楽に合わせてダンスをするというコーナー。英語を話すからアメリカ人なのか、女子高生位の方たちのダンスの上手いことに感心しつつ、後ろから眺めていました。文化の違いですね~。


 次のコーナーでは、各種コカコーラが飲める販売機コーナーがあったのですが、急ぐのでパス。また、2階にもパネル展示があったのを、帰国後、この写真を見て知りました(こちらは残念)。最後は、目的のショップ。お客さんに、ミラノ万博仕様のコカコーラ、そしてガイドブックをお土産に下さった万博仲間にピンバッジ2ケ。スタンプを忘れずに押してきました(所用時間、急いで30分)。

 

 上海万博のコカコーラ館訪問時と比べてみると、イタリアのお国柄が分かったりして、なかなか興味深い訪問でした。
 

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