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万博遺跡レポート

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 #107 2010年 10/01/27

 愛知万博が閉幕した2005年。万博関連の次なるイベントとして、5年後の2010年には、上海万博が開催され、愛・地球博記念公園が完成予定であることが既に発表されていました。当時としては、5年も先のことなど、随分と遠い先のことだと感じていましたが、早いもので、今年はその2010年。万博ファンにとっては、楽しみな1年となりそうですね。
 
 記念公園の整備はというと、昨年は地球市民センター以外、あまり進展が見られなかったようですが、今年に入って、公園の随所で新たな整備工事が開始されたようです。順に記念公園の現在の様子を見ていくことにしましょう。


 ドーム

 リニモで記念公園に到着すると、一番最初に視界に入ってくるのは建築中の、ドーム状の体育館。昨年9月に、サッカーボールのような骨組みが出来はじめ、今年になってその上を覆う工事が完成したようです。一部では、さらにその上を覆う、白いパネルの取り付け工事が始まったようですね。


 連絡通路

 同じく、9月頃から工事が始まった、リニモ駅と市民交流センターを結ぶ連絡通路。今日は既に通路部分の基礎となる鉄骨が敷かれていいました。リニモ駅から眺めた正門の様子もこれで一変してしまいました。

 連絡通路のリニモ駅側の出入口は、改札を出てすぐ右側の位置に設けられるようですね(写真右上)。ここは万博会期中、北ゲートに通じる階段が設けられていましたが、閉幕後間もなく閉鎖され、現在のように展望スペースになっています。そして、外から連絡通路を眺めたのが写真下。今までの慣れた光景とは、随分と変わってしまってしまいましたね〜。


 地球市民交流センター

 工事中の市民交流センターを取り囲んでいた白いパネルも、南側では取り外されていて、中の様子を伺うことができまfした。写真上は、北口トイレ付近から眺めた様子。センターの南端には、ベンチが設けられているのがわかります。

 そして、北側にみられる突端部。これは想像図にあるように、グローバルループをかたどった散策路の中央にみられる、採光用の窓みたいですね。

 そして、いつものように南側から「はす池」越しに、ドームや地球市民センターの様子を捉えてみました。記念公園の開園以来、この辺りはちょっと殺風景でしたが、ドームも完成間近。整備工事も終りに近づきつつあるようです。



 フレンドシップ広場

 整地されてから1年近く、養生のため’放置’されていたフレンドシップ広場。造園工事がやっと始まったようです。久々に、工事車両が広場内に見られます。

 
 [コモン1]
 [コモン1]も、長らく放置状態が続いていました。EV棟から眺めたのが写真左ではよくわかりませんが、近づいてみるとフェンスが張り巡らされていて、整備工事が既に始まっているようでした。

 


 
 [ワールドレストラン]




 西口休憩所前〜散策路



 サイクリングロード




 北口駐車場



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