万
博を歩こう・TOP > エッセイ > 2-27
万博イベントレポート
←前へ
#27 上海万博開幕直後の北京 10/05/20 家内が、北京へ旅行に行ってきました。”任務”のひとつが、万博に関係するパネル・バナーなどを撮影してくること。そんな使命を帯びた彼女が各地で撮影してきた画像を、ここで紹介しくことにします。 (1)北京空港 北京の玄関口、北京首都国際空港。ここで上海万博マスコットの「海宝」を発見。 が、万博PRのパネルや、「海宝」を見たのは、ここだけだったとか。上海や近郊の諸都市では、万博のパネルで溢れていたのとは対照的ですね。 思い起こせば、愛知万博開催中も当初、盛り上がっていたのは会場周辺の東海地方だけ。東京や大阪などの他都市でも注目されるようになったのは、閉幕直前だけでしたものね。 2008年にスペインのサラゴザ万博にもいらっしゃった万博仲間のEさんも、スペイン国内の状況について、同様の指摘されていました。「同じ国の都市でもライバル意識」があって、他都市のイベントに無関心である、あるいは無関心を装うことがある。どこも事情は同じようで・・・。 (2)協賛品 北京市内で唯一見かけた万博のシンボルマークが、著名なお茶屋さんにおいて。入口にはパネル、そして店内には「海宝」の姿も。愛知万博の会期中に、名古屋の街で見たような光景ですね(こちら)。 そして、お土産がこの紅茶。万博のテーマに掛けて、「城市生活」”City Life Tea”。このような缶のケースに、万博のシンボルマーク。こちらも何か、愛知万博で買ったお菓子の缶を思い出しますね。 下段が、当店で使用されているお土産用の紙袋。ロゴマークとテーマ「城市、譲生活更美好」(簡体字は日本の当用漢字に置き換え)。このような資料もついついコレクションに加えてしまうのも、万博ファンの性でしょうか。 家内が、市内のスーパーで見かけたのが、「伊利」ブランドのヨーグルト。中国では有名な乳製品メーカーのようです。公式サイトを見てみると、上海万博のイギリス館・韓国館・アフリカ館などを背景にしたテレビCMが。なかなか面白いですね。 上海万博関係の情報は、上記の2件だけだったので、ここで有名な史跡の紹介。 (3)紫禁城・長城 一つは、紫禁城。1400年に完成。明・清王朝の王宮。水堀があるとは知りませんでした。城郭の堀マニアとしては、外周を一回りしてみたいものです。 続いて、長城。日本では、「万里の長城」と呼ばれています。秦の始皇帝により築かれたのが最初といいますが、現存の長城は明代の建造とされています。 写真を見るだけで、想像していた以上の規模であることがわかります。石の城という点では、日本より西欧の城に近い印象ですね。 紫禁城と長城、城郭ファンの私としても、是非一度は訪れて見たいものです。 |
←前へ